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2007年07月06日

風物詩


梅雨の様相を呈していた空が一転し、
乾いた風が心地よい文月も1週間が過ぎようとしていますが
皆さんいかがお過ごしですか?
コンニチワ、コンバンワ。


7月の風物詩といえば、やはり七夕。


学生時代、友人とあてもなく夜中に車を走らせた時。
私や友人は、大きな道より、細くてどこに続くか分からない道を好みます。

例えば、地図に旧道の跡があれば有無を言わさず突っ込むタイプ。
さすがに車で通れない道には入り込めませんが、
それでも車1台分の幅しかない道を走るのが好きだったりします。
街中であれば旧家の佇まいが残り、聞こえる生活の息遣い、
山の中であれば手入れのされていない草だらけの景色。


そういった性格から面白がって深夜にあてもなく迷い込んだ道は、
山の中の小さなダムへと繋がって行き止まりとなっていました。
そこで車を切り返した時、周囲の暗さから、
ふと車の明かりを消してみると、そこには深淵の闇が広がっておりました。


星空を見ても特別な感情も起こらない私ですが、
この時見あげた星空は言葉にすることができませんでした。
表現する言葉が見当たらなかったのです。
俗に用いられる「ロマンチック」だとか「幻想的」だとかいう言葉が
私の口から飛び出すことはまずありませんが、
仮にそんな言葉を用いようとしても、
それらの言葉がチープに聞こえてしまう星空。


都会から地方へ来て
「都会だと見えない星が見ることができる」
と言う方が居たりすることがあると思います。
一方で思い込みとは怖いもので、
私は星が見えることが当たり前だと思っていました。

私の住む街は、蛍の飛ぶ姿を見ることができるくらい田舎です。
それでも、周囲には多少なりとも灯りがある。
その灯りから全て切り離されたとき、
これまで「見えていた星空」は「見えると思っていた星空」に変わりました。


今日星空を見上げる人より、
「七夕だから」と空を見上げる人が明日はきっと多いでしょう。
明日曇りや雨降りだったら、TVのニュースからは
「あいにくの曇り空で、星空が見えなくて残念です」
そんな声が聞こえてきそうです。


これも、「七夕だから」という理由から発せられる感想であり、
今日見ても、明後日見ても、見た目に星空はそんなに変わって見えません。


天気がよかった今日、
明日の晩雨が降ったときのために、
あと数時間後、時計の針が零時を指した瞬間に星空を見上げてみる、
それも一興かも知れません。


070706t.jpg


(管理人H)



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2007年07月02日

長雨に輝くもの


雨嫌いの私。
雨が降れば気分は悪いし、何となく頭もスッキリしません。
ですから、梅雨というのは、私が最も苦手とするシーズンです。


そんな梅雨時期の私を励ましてくれるのが、アジサイ。
あの全く雨を気にしていない花付きや、
雨が降ってこそ彩りが増すのではないかとすら思える
美しさに、ちょっと和みます。


そんなアジサイ。
今日もきれいでした。
さらに水が満ち満ちた水田を、
カルガモがすいすいと泳いでいました。


雨は私にとって鬱陶しいものですが、
生き物にとっては恵みなのですよね。
それを目の当たりにして、
「雨雲を憎々しく思うのはよそうかな?」
そんな風に思いました。


最近脱線した話題ばかりでしたが、
次回からは本筋の、家の話をします。


(編集部 H)



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2007年06月29日

川のある暮らし


いつも好き勝手なことを書いている私ですが、
今回は、まずは告知を。
本日、マイホームいしかわ8月号の情報を
「マイホームいしかわ.net」に公開しました!
今月の特集は「夏も快適に過ごせる家」です。
ぜひぜひ、ご覧くださいませ。
ではでは、以下はまたくだらないことを書かせていただきます。


さて。


金沢西インターをおりて野田専光寺線をのぼって
そして広小路を右折して、しばらくまっすぐ進んで……。


金沢で最初に暮らしたアパートへは、確かこんなルートで
やってきました。今から10数年前のこと。
もうそんなに経つんだなあって、最近しみじみ思います。


当時は車はもちろん、自転車も持っていなかったので
アパートの周りが生活圏。それでも1週間が過ぎたくらいで
ちょっと遠出してみようって、歩いて街へむかったのです。


その日は快晴。
寺町を抜けて信号を渡ると、ちょうど台地の切れ目で
桜橋へおりる坂がゆるやかなカーブを描いていました。
そのまま足を進めると、眼下に広がったのは犀川、金沢の町並み…。
なんて素晴らしい景色なんだって感動した気持ちを
今でも鮮明に思い出すことができます。


そして坂を下りると、犀川は桜が満開。
あたたかくてちょっとつめたい春の風が気持ちよくて
私はいっぺんに犀川が好きになってしまいました。


それからというもの
しょっちゅう犀川へ足を運ぶようになりました。
ちょっと危ないですが、悩んだときなど
川の流れを眺めながら風を感じていると
なんだかすっと気持ちが楽になっていく気がしたのです。


さらに時が過ぎて、今から2年ちょっと前に
金沢で3件目の住まいと出会いました。
犀川沿いの道を入ってすぐの古い借家。
窓を開けると、川の音が聞こえてきて嬉しくなります。


大股で歩けば15歩くらいで犀川ですから
仕事から帰ってきてから、休みの朝など
しょっちゅう犀川へ足を運びます。


070629kawa.jpg


そのたびに、この町、この家が好きだなあって
一人で満たされた気持ちになるのです。


(編集部 S)



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いつ梅雨はあけるのだろう?


先日、ネットサーフィンをしていると、
ふと目にとまった記事がありました。


それは「山本モナが地元・尾道市に映画館建設運動」というもの。


かといって山本モナさんというワードに目を引かれた訳ではなく、
「尾道」「映画館建設」というワードに目を引かれたのです。


広島県にある尾道と言えば
「映画」「しまなみ」「文学」「町並み」そして「らーめん」が有名で、
観光スポットとして年配の方に限らず、
最近では若い観光客の姿をよく目にします。



070628-2.jpg



そんな尾道で私は4年間の大学生活をおくりました。
私にとって尾道とは、学業以外でもたくさんのことを
学ばせてくれた第二の故郷とも言うべき地です。
それがまず一つ。


そして「映画館」というワード。
なんのことはないワードなのだけれど、
私にとってはとても興味をひかれるものなのです。


というのも(これから少し思い出にふけりますがご容赦を)、
私が大学3年の時、私は地元のCATV)に
インターンシップ(簡単にいうと職場体験のようなもの)
に行く機会があり参加しました。
そのテレビ局で私は制作に配属され、
一本のドキュメンタリー番組をつくることになったのです。
その時、取材させてもらい、
番組で取り上げたのが「尾道に映画館をつくる会」だったのです。


3分という短い作品でしたが、3時間以上のVTRを編集し、
その作業に深夜まで徹夜したことは今でも覚えています。
今の仕事に就くきっかけは、
その時感じた『もの作り』の楽しさのおかげなんだろうなと思います。
まぁ大げさに言えば、私のスタート地点ともいうべき出来事でした。


そんな取材をきっかきに「映画館をつくる会」の方とは
プライベートでも交流をもつことになり、
尾道を離れるまでに幾度もお世話になりました。


070628.jpg


かなり前置きが長くなりましたが、
そんな訳で興味津々記事を読んだということです。


記事から、会のみなさんが今も変わることなく
映画館をつくるためにがんばっているのだと知ることができ、
はじめはほんの数名のボランティアから出発した「会」が少しずつ、
けれど確実に大きく前進しているんだなぁと
しみじみとそしてどこか懐かしさを感じました。


一つ一つできることを積み重ねていきたい。


その大切さを改めて感じさせてくれました。


(編集部 D)



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2007年06月27日

雨に濡れて


どんよりと曇った空、雨に濡れて光る、庭の紫陽花。
頃はまさに梅雨のそれを呈している。


周囲が山ばかりの田舎暮らしの私は、
出社の際、少しでも時間を活かすため、
通勤の際に高速道路を使用する。
ETCという文明の利器とは縁がなく、発券機から券を抜き取る毎日。
この時期は、車の窓を開けるとどんよりとした空気が車内に流れ込んでくる。


雨が嫌いだ、とまでは言わない。
雨は、苦手だ。


空の青と、海の青、雲の白、
海と併走する高速道路は、晴れた日には心地よい。
これが雨となると、水滴が覆うフロントガラスから見える景色は
曇った空とよどむ海の蒼、水しぶきを上げて走る大型トラック。


070627t.jpg


一方で、季節が変わると、走る車も変わる。
もう少し季節が過ぎ、7月も後半となると
多数の家族連れの車が増え、PAやSAの様相も変わる。
お店の入口には、かき氷やソフトクリームを販売する屋台が並び、
隣の砂浜では朝早くから水遊びに興じる子どもの姿。


天気は、気分を変える。


遠くの釣り人を眺めながら、ふとそんなことを思った。


070627tt.jpg


それは、上に載せた、
今日のブログ更新のための写真を
何枚も一人さびしくパーキングエリアで撮っていて
会社に遅刻しそうになったからでは、決してない (泣きながら)


(管理人H)



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2007年06月20日

I LOVE 文房具

070620t.jpg

私は小学生の頃から文房具が大好き。


鉛筆からシャープペンシルを使い始めた時は、
なんだか賢くなった気がしたし、
新しい文房具を買うたびに、
なんだか気持ちが新しくなり、昨日までの毎日とは
なんだか違う毎日が訪れるような気にすらなっていた。


その性癖は今も変わっていない。
気分を変えたい時は、文房具を変える。
持ち過ぎているくらいに持っているのに、
新しいものをまた買ってしまう。
しかし、ただ新しければ良いわけではない。
買う文房具にはストーリーを求める。


するとなぜか、手元にはドイツ製のペンたちが集まってくる。
イタリア製品とまではあか抜けない配色。
過剰なまでのプラスティックの厚み。
なぜか手にすると落ち着くのだ。


編集という仕事上、多くの方とお会いする。
そのとき、100円のペンを使うか、自分が選び抜いたペンを使うか、
心理的な影響は私にとって計り知れない。
お気に入りのペンを忘れると、なんとなく不安に陥るのだ。


私にとって、ペンは道具以上の存在だ。
相棒?
確かにそうかもしれない。


(編集部 H)



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2007年06月18日

夏は好きですか?


普段、仕事では自分のことってほとんど書く機会がないんです。
だから、マイホームいしかわのサイトが誕生して
このブログがスタートしてからというもの、
いつも何を書こうか……って、ちょっとだけ悩みます。


今日は、特にこれと言ったネタも思いつかないまま
管理人Hに「ブログどうっすか?」とさりげなく催促をされて、
「あと少しでできるよ!」なんて
まだ、まったく書いてもいないのに言ってしまったものだから、
こんな感じでとりとめもなく書き進めています。
書いているうちに何か思いつくかなって安易な考えで…(笑)。


では、そうですね。
とりあえず選んでみたのがこの写真。


070618.jpg


昨日、我が家では、といっても一人暮らしなのですが、
冬から夏へ、ようやく部屋の衣替えをしました。
コタツをしまって、ちゃぶ台を出して
電気ストーブをしまって、扇風機を出して
スリッパも夏用に替えて。


そうじが終わったら
さらりとした畳の上にごろんって大の字になるのが
いつもの楽しみなんです。
そしたら窓辺からチリチリンって
風鈴の涼しげな音が聞こえてきました。


暑い夏は好きではなかったのですが、
この家(築70年くらいの古い貸家)に暮らすようになって
夏がとても楽しみになりました。


以前は、味気ないコンクリートのマンションに
暮らしていたのですが、いろんな方からの影響を受けて
自分は、どんな暮らしがしたいんだろう?
って真剣に考えるようになって。出会ったのがこの家です。


この家とは2年とちょっとの付き合いですが、
いろんなことを教えてもらったような気がします。


そして夜、今年初めて、蚊取り線香の香りを楽しみました。
こうして、四季のある日本って素晴らしいなって
今年もそう思うのです。


(編集部S)



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2007年06月15日

ポスティング


今春入社しました新人のDです。
はじめまして。
そして、こんにちは。


社会人としてデビュー(?)し、早2ヶ月が経ちました。
時間の流れって早いものだなぁと最近しみじみと思います。


「2ヶ月前は大学生だった」


という事実が、遠い昔のような気がして、少し寂しいです。
まだまだ学生気分が抜けていませんね(汗)




そんなこんなで先日、新人研修の一環で
「ポスティング研修」なるものに行って来ました!
内容はしごく単純で、弊社福井支店発行媒体の
『FJ(福井情報)』というフリーペーパーを、
ガンガン配布するというものです。


正直な所、なめている部分がありました。
とっとと配り終えて、実家にでも帰ってやろう♪
などと不届きなことを考えていました。



しかしそんな考えは甘かった!
世の中は厳しかった!


当日、北陸では珍しい☆快晴☆という絶好のポスティング日和…。


暑い。
広い。(エリアが)
重い。


の三重苦で無惨に、「実家でだらだら計画」の夢は断ち切られました。


結局500件近く配布してきたのですが、
500あれば500通りの家があるんだなぁと今更ながらに感じました。


それは外観もそうですし
かわいらしい置物に凝っているお家があったり。
きれいな花に囲まれたお家があったりと。。
施主さんのこだわりが見えてきて、非常に興味深かったです。




途中たくさんの犬に吠えられながらも、
無事研修を終えることができました。
日頃、配布してくださっている方々の、
大変さと有り難み、そして本を作る責任を、体で感じることができ、



いい経験になったなぁ



とお風呂に入るときに感じている、今日この頃です。




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2007年06月13日

川の流れ


春はあけぼの、そういう季節が小さな過去となった6月も
既に半ばに差し掛かっているワケですが
皆さんいかがお過ごしですか?
コンニチワ、コンバンワ ヽ(´ー`)ノ


ようやく九州で梅雨入りを迎えたそうですが
こちらの空は夏模様を呈していて
照りつける陽ざしと空気が夏のそれを感じさせます。


夏のうだるような暑さ、私は嫌いではありません。


大学時代などは照りつける陽ざしの下、
ペットボトルを1本、自転車のカゴに放り込んで
川べりを自転車で走ったりしたものです。


そして、土手に座り込んでぬるくなった飲み物を
カゴからとりだして口に含みつつ
流れる雲と水をボーっと眺めていたものです。
(単に時間を持て余していただけかも知れませんが)
一方で、性格的にジッとしているのが苦手なので
そのうち飽きて川に小石を投げ込んだりしつつ、
日が傾きかけた道を岐路に着く……


遠くへ行きたいと思っても手段を持ち合わせておらず、
炎天下の中、青春18切符で乗り継いで……
時には待合室に冷房がかかっておらず、
乗りあわせまで在来線の寂しいホームで佇んだり。


それも車を持ってからはなくなって、
今では自転車をまたぐことすらなくなりました。
川へ行っていたのがチョット遠くの海へ行くようになり、
近くに飽き足らず更に遠くまで足を延ばすようになり……
ふとそんなことを思い出しては懐かしさと、
ちょっとした寂しさすら覚えます。


川の流れのように時は流れ、時計の針は元に戻らない。


身の回りをとってみても、そう。
私の学生時代、周囲の友人知人が持ち歩いていた文明の利器、ポケベル。
そして、使い捨てカメラと称される
レンズ付フィルムを持ち歩いている学生も多かったものです。
(世代がバレますね  ;´Д`)
私は所持していませんでしたが、
携帯電話の普及でだんだんと姿を消していく。
しかも当時の携帯電話ですら、アナログの、いわゆる1Gケータイ。
3Gケータイが主流となり、しかもカメラ付が当たり前、
街中で公衆電話すらなかなか見かけない昨今、
据え置きの黒電話が懐かしいのは私だけでしょうか。



金沢の梅雨入りは、もう少し遅れるみたいです。


070613t.jpg
澄みきった、夏空の下で


(管理人 H)




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2007年06月08日

牛乳、ミルク、みるひ。


先日取材にうかがったご家族は、酪農家。
自然、牛乳の話になりました。
というのも、牛乳の消費量が減っていると
ニュースで耳にしたばかりだったため。


牛乳。
私は好きでよく飲みますが、
飲まなくて死んでしまうものではありません。


牛乳。
でも世の中からなくなってしまったら、
困ってしまうのみものの1つには違いありません。
給食でパンをかじる時、緑茶…厳しいなぁ、
清涼飲料水…部活ですか? コーヒー…成長期ですから。


さらに、牛乳がなくなれば、
チーズやクリームもなくなってしまいます!
大問題です!


070608.jpg
流石に自転車では飲めません


…閑話休題。エキサイトしました。


ところで牛乳。
みなさま飲んでらっしゃいますか? 
私は各地方を訪ねると、現地で生産される
牛乳を飲んでみることにしています。
味、違うんですよ。割と、いや、けっこう。


農産物ってほんとに面白くって、ついつい仕事でもないのに、
取材のスイッチが入ります。
「なんでですか?」「どうしてですか?」
それはあたかも、かつての「どちてぼうや」の様です。


今週は原稿作成が多い週。
となるといつものように……


「H君、コンビニ行くなら牛乳買って来て!500のやつ」


ほらきた。
編集部で牛乳を愛しているのは、私だけではないのです。


「モー、うまいね!ほんと」
オヤジギャグの被害は、牛のゲップレベル。
それだけはちょっとね。


(編集部H)



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2007年06月07日

緑の水筒


緑いろのかわいい(と自分では思い込んでいる)
レトロな水筒を買いました。


ある雑誌のある水筒の記事を読んでからというもの
ずっと毎日つれて歩きたくなるような水筒を探していて
ようやく巡り合ったんです。


070607.jpg


ホントいつぶりでしょう? 水筒を持って出かけるなんて。


子供の頃は毎朝、母が用意してくれた
水筒を持って学校に行ったものです。
今は、前の晩に水筒を洗っておいて
それとあわせて自分でお茶を作って、
冷蔵庫で冷やして朝、水筒に入れて持ってきます。
この準備する過程もなぜかワクワクするのです。


そして水筒を肩から提げて歩いていると
(この年だと若干恥ずかしいですが…)
このまま遠足にでも出かけるような気分になってくるから不思議です。


もちろん会社にはちゃんと来ています。
机の右隅には、いつもこの水筒がドンとおいてあって
仕事でいきづまったときなどには、上の緑のコップをひねって、
なかにある小さな黄色いコップを取り出して
丸いふたをひねるように回してコトコト〜っと冷たいお茶を注ぎます。
そしてゴクゴク〜っと一気に飲めば
(ゆっくりと飲むのも、それは自由です)
すぅ〜と気分が落ち着くのです。


ペットボトルのお茶やジュースももちろん買いますが
この一連の動作が水筒の醍醐味であり、
手間がかかるところがなんだか癒される
理由ではないかと勝手に思っています。


まわりの同僚からは「また変なものを買ってきて〜」と
いつものように言われていますが、
きっと、また変なものを買ってくるのです。


(編集部 S)




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2007年06月04日

地域の景観


連日のお天気が続いておりますが、
みなさんいかがお過ごしですか?
コンニチワ、こんばんわ^^


マイホームいしかわ.netがオープンしてから1ヶ月。
あっという間に時間が過ぎたような感覚ですが、
思っていた以上に好評をいただいているようで
サイト作成に携わった身としては嬉しく思っています。
これからも順次サイトの充実を図っていこうと考えていますので
何卒ヨロシクお願いいたしますm(_ _)m


閑話休題。


先日私事で、隣県の富山県は小矢部・高岡・砺波へ行って来ました。


私は富山で数年間過ごしましたのでホームの感覚ですが、
ランドマークとも言えるクロスランドおやべの大きなタワー、
メルヘンの街とも呼ばれるメルヘンチックな建造物の多い小矢部市。


それもそれで目を引くものではありますが、
やっぱりこの地域に来ると特徴あるのは散居村。
広い田んぼや畑の中に、点々と散らばる家々と
カイニョと呼ばれる家を取り囲む屋敷林はとても印象的です。


その土地々々に広がる風景には、
その地域の歴史と切り離せない密接な関係があり、
訪れる先々の景観や空気感には独特のものがありますよね。


例えば、弊社のある石川県金沢市内。
長く住んでいて、その景観に慣れてしまっている私たちには感じられないものが
観光客や他の土地から移り住んできた人には感じられるかも知れません。


旅行ははそういう「慣れ」から離れる機会とも言えますが
5月の上旬に山梨県の甲府を訪れた際は、
フト「金沢に似てるな」という印象を街並みに覚えました。
あくまで、私の直感的なものですけれどね(苦笑)

駅前や街中は、東京の中央線沿線の街を思い浮かべましたが
一歩街を外れたり裏通りに入ったりすると
どこか金沢に似ているんですよね。
新しい建物の中に古い建物が混在する感じや
市中の城郭、街中でも細い道……


地割は金沢より整っている感じがしましたが、
甲府はもともと武田氏のお膝元である古い街なので
その名残が感じさせるものなのかもしれません。


070604.jpg
舞鶴城より甲府市内を望む


最近では都会的な建造物が目立つようになりましたが
旅先では目的地だけではなく、
そこまでの風景や行程に感覚を研ぎ澄ませるのも悪くないと思います。


(管理人H)



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2007年05月28日

地域の空と、都心の空

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現在私は東京にいます。
飛行機で来ました。

私が乗った飛行機には、
「one world」のマークがありました。
これは世界を代表する10の航空会社が手を組み、
世界の航空ネットワークを拡大するアライアンス。


そんなことが記された機内誌を読み進めるうちに、そこで私の思考は脱線。
一つの世界=空の世界?
なんて思いふけっていました(ただの暇つぶし)。


しかし考えてみれば、都会の空も地方の空。
空は空でも印象が違います。
都会の空には、どこかにビルの陰があり、
地方の空には空しかありません。


どちらが大事、どちらが好きというのではなくて、
空はどことでもつながっているからこそ、
どの地域に住んでいるひとも、
空の青さを守るために、
努力しなければいけないのだな、
それが「みんなの空」を守るための、
楽しむためのつとめなのだな、と、ふと感じました。


それは空ばかりでなく、海も同様。


大量生産・大量消費に疑問符がつき始めた今、
私の生活のテーマは、「消費しないという生産」を
いかに毎日に取り入れるか。

消費しないだけなら簡単ですが、
そこから何かを生産するんですから大変です。
禅問答みたいですか?(笑)
でも、なんだか「質」が鍛えられそうで、
割と気に入っています。


(編集部H)




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2007年05月23日

初夏の装い

070523t.jpg

不安定な天気が続いたかと思えば、
海岸線を車で走ってくると
さぞかし爽快なことうけあいという程に
一転して気温が上昇している今日この頃、
皆さんいかがお過ごしですか?


編集部では「アイスを食べたい」という声が上がっていたり
「買ってきてよ」という声が上がっていたりもしますが
(主として同一人物の発言ですが(苦笑)
本当にこの数日は暑い日が続いていますね。


ところで、クールビズという言葉は一般化されてきていますが、
こんな風に暑い時には、生活のどこかで「涼」を求めたくなります。
その点、日本人は「涼」をとる工夫に長けています。
例えば、打ち水や簾、風鈴……


風抜けはそのままに、直射日光をまもってくれる簾は、
使用することにより気温差が5度前後も変わってくるそうです。


また、風鈴の「チリンチリン」という音色に涼を感じるのも
日本ならではの感覚かもしれません。
実際は、風鈴が鳴る→風が吹いていることが連想され、
風が吹いていることから涼しさを連想するみたいですが、
単純な私なんかは風鈴を見ただけでも涼を覚えます。


打ち水をして、縁側に暖簾をかけて風鈴をぶら下げる。
扇子を片手に暮れ行く太陽に照らされながら
お父さんはビールを、子どもは冷たいジュースを……
そんな光景は昨今珍しくなりましたが
時にはエアコンに頼らずに「涼」を生活に取り入れてみる、
そういうのも悪くないと思います。



さて、話は変わり、編集部では
マイホームいしかわ7月号の校了を迎え
本誌の方はようやく一段落といったところです。
今度はマイホームいしかわ.netの更新作業の方が始まっていきますが、
サイトの方も7月号の発売日同様5/31公開予定なので
本誌ともども楽しみにお待ち下さいね。




(管理人H)



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2007年05月17日

時間のかかる仕事


ひょんなことから、飲めもしないのに
日本酒の蔵元のサイトをのぞいた。
アルコールの類は、一切、
それこそウイスキーボンボンですら受け付けない私のカラダ。
飲めないわけだから、これまで酒に興味を持ったこともなかった。



しかし、サイトを読み込んでいるうちに、
「酒は飲むことだけが楽しみ方ではないのかも? 
つくり手の思いやストーリーを知るだけでも、
十分に酔えちゃうかも?」と、思うに至った。

思えばオトナの付き合いは、ノミニケーション。
「ははぁ、こんな話題を持ち寄って楽しんでいるわけだね」と、
知らない世界を知ったようで、得した気分になった。
実際は違うのかもしれないけれど、まぁいいや。

飲まずとも酔える。そう言ったのは、
日本酒はつくり手の思いが強く反映される「飲み物」だと感じたからだ。
「商品」と呼ぶには、ちょっと抵抗を感じるほどに。



農作物の出来、発酵の度合いなど、
それこそひとときも目を離さないほどの手間ひまと、
時間をかけてつくられる「酒」。

そんな日本酒をつくっている蔵元の多くは、
伝統的なたたずまいをしている。
漆喰壁に瓦がのっているような。

漆喰は湿度調節に優れる建材で、
城郭の壁や蔵の壁などにも使われてきており、
日本人となじみも深い。しかし漆喰を住まいに使うと、
乾燥させるための時間が必要になる。
漆喰の仕上げにはいろいろあるが、
中でもツヤツヤに輝くほど磨こうと思ったら、大変な時間が必要だ。
 


こうした「手間がかかる仕事」。
私は個人的に「魅力を蓄える時間」だと考えているが、
皆さんはどう思うのだろう? 
またそこで蓄えられた分だけ、
より熟した魅力を放てるのではないかとも考えるのだが、どうだろう。


070517.jpg
写真は日本酒用のグラスに入れた、愛媛のココロ「POMジュース」。


編集部H


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2007年05月11日

古い街並みに想う


目には青葉山ほととぎす初鰹、
GWも過ぎ去り、5月も半ばを迎えようとしておりますが
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
コンニチワ、コンバンワ。


さて、このブログもやっと4度目の更新となりますが
これまで記事を書いていたのは、いわゆる編集部のエディター陣。

一方、私はと言いますと
マイホームいしかわ.netサンロクゴ[住宅情報]といった
サイトの更新・管理を主として行っているウェブマスターの一人です。
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これからも、マイホームいしかわ.netならびに
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……と一通りの宣伝を終えたところで(苦笑)
去るGWにちょっと足を伸ばして長野県塩尻市に位置する、
旧中山道の宿場町「奈良井宿」に行って来ました。


070511-0.jpg
鎮神社の袂にある水場から奈良井宿上町付近の街並みを望む


中山道は言わずもがな、江戸時代の主要五街道の一つですが
もともとは律令時代(奈良時代)に畿内から
美濃や信濃、上野・下野といった方面へ向かうために
整備された東山道が前身ですね。
現在計画されている東京と大阪を1時間で結ぶという
「リニア中央新幹線」が中山道のルートと酷似していますが、
律令時代から1000年以上経つ今も
当時の人たちと同じ場所を歩んでいるんですよね(遠い目)


このような古くからの街道沿いですが、
古い街並みも保存されているんですね。
私が訪れた奈良井宿は景観保護が徹底されていて
電柱や自販機も完全に移設されていました。
また、郵便局などの公共の建物までが
異彩を放つことの無いように造られていました。
それでいて、華美な観光地化はされておらず
住民の方の並々ならぬ努力がそこにはあるのだと思います。


070511-1.jpg
張り出す軒先が特徴的な奈良井宿の街並み。雨に濡れた景観も趣深い。

奈良井宿の街並みとして特徴的なのは、各家々の軒先。
私が訪れたときは奇しくも雨が降っていて
雨にぬれた風景にも趣がありましたが、
特徴的な張り出した軒先の造りが雨から守ってくれました。
遠い昔の旅人たちも同じように雨を避けたのだろうと過去を偲んでみたり……


一方で、この地域の伝統的な屋根葺である板葺石置屋根も
一部再現はされているのですが、
耐久性の問題から全てには至っていないようです。
そういった点から、表面からは窺い知ることが難しい
現代的な施工がされているそうです。
写真をみてお分かりかと思いますが、
濃茶色で統一された街並も条例に規定されているものらしく、
伝統的な佇まいの中に現代の技術が活かされた景観がそこにはあります。


私の場合は過去に各地の街並を歩いてきましたが、
こういった古い街並みが保存される場合
過度な観光地となるケースがあると思います。


今回訪れた奈良井には該当しないのですが、
地域の観光地化が進んでいるケースが目立ち、
一方で訪れる人も多いですから人の落とすゴミも目に付き、
街並の古さよりも現代色に染まっている部分が気になることもあります。

そのような光景を目の当たりにすると
少し残念な気持ちにもなるのですが、
地域で暮らす人々のことを考えれば
仕方のない部分もあるでしょうね。


特に今回のような大型連休ともなると
各地から様々な人々が避暑地や観光地に訪れます。
開放的になるあまり、その地域で暮らす人々のことを忘れがちですが、
ただ、地域で暮らす人々のことを考えれば
訪れる我々がマナーを守らなければならないことに気付くはすです。
古いものを残していくには、地域の力だけではなく
私たちにも小さな範囲でできることがあると思うんですよね。


霧雨に濡れた旧中山道 奈良井宿で
ふとそんなことに思いをめぐらせました。


(管理人H)



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2007年05月07日

住まいと街並が描き出す地域性

ゴールデンウィーク。終わってしまいましたね。

仕事だった方、趣味に没頭された方、家族サービスに徹した方。
みなさん様々な過ごし方をされたことでしょう。
私の場合は、実家が遠く離れた県外のため、
長期休暇には実家へ帰るのが恒例となっています。


そこで「あ、故郷へ帰って来たのだな」と実感するのは、
街並と家のつくりを眺めた時。


普段は日本海側の金沢に暮らしているわけで、
北陸の住まいを、日々眺めているわけです。
しかし、生まれ育った街は太平洋側。
やはり違います。


農村や商店街など、同じ役割を持つ住まいであっても、
姿カタチには違いがあるんですよね。
意識しなければ「ふーん」と流してしまうことでしょうけれど、
意識すると、目に映るすべてが興味の対象。
「あの家ってどんな意味があってあんなカタチなんだろう?」、
「あの家土壁むき出しだよ!」などと、飽きません。


これ、とても大事なことだと私は考えています。
なぜなら、まったく逆のことを考えれば容易に想像できるはずです。
もし、もしですよ、旅行に出かけた時に車窓から見える街並が、
毎日通うスーパーへ向かう道のりのそれと
あまりに似たものだったらどう思いますか? 


幻滅しますよね。


目的地だけでなく、そこまでの過程をも楽しむのが旅行ですから。
そう考えると、「家を建てることは、街づくりだ」とも考えられるわけです。
文化的ですね、住まいは。


…のようなことを夕暮れ時の「井上の荘」で考えた、休み明け初日のHでした。

編集部H
posted by マイホームいしかわ編集部 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする