
私は小学生の頃から文房具が大好き。
鉛筆からシャープペンシルを使い始めた時は、
なんだか賢くなった気がしたし、
新しい文房具を買うたびに、
なんだか気持ちが新しくなり、昨日までの毎日とは
なんだか違う毎日が訪れるような気にすらなっていた。
その性癖は今も変わっていない。
気分を変えたい時は、文房具を変える。
持ち過ぎているくらいに持っているのに、
新しいものをまた買ってしまう。
しかし、ただ新しければ良いわけではない。
買う文房具にはストーリーを求める。
するとなぜか、手元にはドイツ製のペンたちが集まってくる。
イタリア製品とまではあか抜けない配色。
過剰なまでのプラスティックの厚み。
なぜか手にすると落ち着くのだ。
編集という仕事上、多くの方とお会いする。
そのとき、100円のペンを使うか、自分が選び抜いたペンを使うか、
心理的な影響は私にとって計り知れない。
お気に入りのペンを忘れると、なんとなく不安に陥るのだ。
私にとって、ペンは道具以上の存在だ。
相棒?
確かにそうかもしれない。
(編集部 H)




