2007年05月11日

古い街並みに想う


目には青葉山ほととぎす初鰹、
GWも過ぎ去り、5月も半ばを迎えようとしておりますが
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
コンニチワ、コンバンワ。


さて、このブログもやっと4度目の更新となりますが
これまで記事を書いていたのは、いわゆる編集部のエディター陣。

一方、私はと言いますと
マイホームいしかわ.netサンロクゴ[住宅情報]といった
サイトの更新・管理を主として行っているウェブマスターの一人です。
先日人気ブログランキングの方に登録させて頂きました。
これからも、マイホームいしかわ.netならびに
『マイホームいしかわ編集部ブログ』をヨロシクお願いしますm(_ _)m


……と一通りの宣伝を終えたところで(苦笑)
去るGWにちょっと足を伸ばして長野県塩尻市に位置する、
旧中山道の宿場町「奈良井宿」に行って来ました。


070511-0.jpg
鎮神社の袂にある水場から奈良井宿上町付近の街並みを望む


中山道は言わずもがな、江戸時代の主要五街道の一つですが
もともとは律令時代(奈良時代)に畿内から
美濃や信濃、上野・下野といった方面へ向かうために
整備された東山道が前身ですね。
現在計画されている東京と大阪を1時間で結ぶという
「リニア中央新幹線」が中山道のルートと酷似していますが、
律令時代から1000年以上経つ今も
当時の人たちと同じ場所を歩んでいるんですよね(遠い目)


このような古くからの街道沿いですが、
古い街並みも保存されているんですね。
私が訪れた奈良井宿は景観保護が徹底されていて
電柱や自販機も完全に移設されていました。
また、郵便局などの公共の建物までが
異彩を放つことの無いように造られていました。
それでいて、華美な観光地化はされておらず
住民の方の並々ならぬ努力がそこにはあるのだと思います。


070511-1.jpg
張り出す軒先が特徴的な奈良井宿の街並み。雨に濡れた景観も趣深い。

奈良井宿の街並みとして特徴的なのは、各家々の軒先。
私が訪れたときは奇しくも雨が降っていて
雨にぬれた風景にも趣がありましたが、
特徴的な張り出した軒先の造りが雨から守ってくれました。
遠い昔の旅人たちも同じように雨を避けたのだろうと過去を偲んでみたり……


一方で、この地域の伝統的な屋根葺である板葺石置屋根も
一部再現はされているのですが、
耐久性の問題から全てには至っていないようです。
そういった点から、表面からは窺い知ることが難しい
現代的な施工がされているそうです。
写真をみてお分かりかと思いますが、
濃茶色で統一された街並も条例に規定されているものらしく、
伝統的な佇まいの中に現代の技術が活かされた景観がそこにはあります。


私の場合は過去に各地の街並を歩いてきましたが、
こういった古い街並みが保存される場合
過度な観光地となるケースがあると思います。


今回訪れた奈良井には該当しないのですが、
地域の観光地化が進んでいるケースが目立ち、
一方で訪れる人も多いですから人の落とすゴミも目に付き、
街並の古さよりも現代色に染まっている部分が気になることもあります。

そのような光景を目の当たりにすると
少し残念な気持ちにもなるのですが、
地域で暮らす人々のことを考えれば
仕方のない部分もあるでしょうね。


特に今回のような大型連休ともなると
各地から様々な人々が避暑地や観光地に訪れます。
開放的になるあまり、その地域で暮らす人々のことを忘れがちですが、
ただ、地域で暮らす人々のことを考えれば
訪れる我々がマナーを守らなければならないことに気付くはすです。
古いものを残していくには、地域の力だけではなく
私たちにも小さな範囲でできることがあると思うんですよね。


霧雨に濡れた旧中山道 奈良井宿で
ふとそんなことに思いをめぐらせました。


(管理人H)



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posted by マイホームいしかわ編集部 at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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