私が毎週楽しみにしている番組、「世界遺産」のなかで、
先週、先々週と、ガウディーの建物がフューチャーされていた。
しばらく前には、こちらも私の好きな建築家
「ルイス・バラガン」の建物が紹介されていた。
毎度のことながら、彼らの建物の奇抜さには度肝を抜かれる。
しかしそこで感じる奇抜さや新しさは、
感覚的な表現になるが、角が丸い気がする。
一見、とんでもなくモダンに見えるデザインであるにも関わらず、
人を拒絶しない優しさがあるというかなんというか…。
ナレーションに耳を傾けていると、なるほど。
ガウディーの設計は、自然にインスパイアされたものだというではないか。
確かバラガンの時も、メキシコの自然環境に合わせた住まいを手がけ続けた
というナレーションが流れた気がする。
「人は、自然には絶対的に勝てない存在だ」と、個人的に思っているし、
そうであるべきではないか?とも思っている。
しかし、それは自然に服従すべき。ということと同義ではないと思っている。
自然は常に受身の存在。愛されても愛すことはできない。
ならば、自然と住まいが一体となって共栄を目指す、
自然の愛し方もありだと思う。
そんなことをくだくだと考えているうちに、番組は終わっていた。
住まいは住まいだけで完結しない。
だから大変だし、だからおもしろい。
家づくりのついでに、
ちょっと寄り道してみませんか?
編集部 H




